Tokens App（トークンアプリ）

Tokens Appは、新しいトークンをミントして、自分自身や他のエンティティに割り当てるために使用されます。Token Appでミントされたトークンは、トークンの保有者に投票権を付与します。

EVM Crisprで新しいトークンをミントする手順については、こちら（英語のみ）をご覧ください。

ミントとは、新しいトークンを作成することです。トークンは好きなだけ作成できます（DAOのメンバーが同意している限り）。つまり、新しいトークンを新規ユーザーのためにミントするだけで、DAOに新しいユーザーを好きなだけ追加できます。以下では、新しいトークンをDAOに追加する方法を説明します。

エンティティにトークンをミントする理由

Tokens Appは、DAOのメンバーシップと投票権を管理するために使用されます。DAOにメンバーを追加するには、トークンをミントして割り当てるだけと簡単です。

メンバーシップと投票権を管理するためのこのシンプルなプロセスは、Aragonを使用してDAOのリソースを管理するための基盤となるものです。

企業型テンプレートでは、1トークン＝1投票権、メンバーは割り当てられた数だけトークンを保有でき、トークンは譲渡可能です。

メンバーシップ型テンプレートでは、1トークンが1投票権に相当しますが、メンバーは複数のトークンを保有することができず、トークンは譲渡不可能です。

レピュテーション型テンプレートについては、1トークンが1票となり、会員は割り当てられた数だけトークンを保有できますが、トークンは譲渡不可能です。

Token AppのHolderセクションには、現在のトークン保有者のリストと、それぞれの保有するDAOトークンの残高が表示されます。

Token Infoセクションでは、DAO内のガバナンスに使用されているトークンの情報を見ることができます。

トータルでどれくらいのトークンがミントされたのか

トークンを割り当てた後、別のエンティティに譲渡可能かどうか

トークン名とトークンシンボル

Ownership Distributionでは、DAOのトークン供給量のうち、どのエンティティが何パーセントを所有しているかを確認することができます。これは、トークンの所有権がDAO内にどのように集中しているかを確認するために役立ちます。

DAOにメンバーを追加し、DAOトークンを割り当てる場合、Add Tokenを使用する必要があります。

Add Tokensボタンをクリックすると、入力用のテキストフィールドがあるパネルが開きます。

これらの情報を入力した後、パネル内のボタンをクリックすると、アクションが完了します。

Create transactionをクリックして、ミントする新しいトークンを割り当てるための新しい投票を作成するトランザクションを作成します。Ethereumプロバイダでトランザクションに署名し、確認を待って、次のステップに進みます。

Voting Appで、先ほど作成したMint tokensの提案をクリックし、トークンのミントと割り当てを承認するためにYesを投票します。

あなたのDAOは、1人から2人になったばかりです。新しい企業型DAOの良いスタートです！

このためこの提案は、投票期間が終了するか、賛成率が必要賛成率を上回るか、どちらかの条件が満たされるまで保留されることになります。

EVM CRISPR（英語のみ）を使用している場合、以下のようなコードを使用して、既得のトークンをアカウントに割り当てるなどの処理を行うことができます。

connect <DAO> token-manager
exec token-manager assignVested <ACCOUNT> <AMOUNT>e18 <START-DATE> <CLIFF-DATE> <END-DATE> true

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